EC-CUBEバージョンアップ支援
EC-CUBEを古いままで放置していませんか?当社では、EC-CUBE2系・3系から最新版4系への安全かつ確実な移行を多数支援しており、カスタマイズ対応やデータ移行までワンストップで対応可能です。
なぜバージョンアップが必要なのか?
セキュリティ対策の強化
旧バージョンには既知の脆弱性が存在し、第三者による不正アクセスや情報漏洩のリスクが高まります。最新バージョンはセキュリティパッチが継続的に提供されており、安全性が確保されます。利便性と機能の向上
EC-CUBE4系では管理画面のUI/UXが改善されており、レスポンシブデザインやプラグインの拡張性など、運用者・開発者双方にとって利便性が高まっています。利便性と機能の向上
EC-CUBE2系および3系は、すでに新機能追加やセキュリティ修正が停止しており、実質的に開発が終了した状態です。一方で、4系は継続的にアップデートが行われており、今後の拡張や保守の面でも優位性があります。当社の対応範囲と特徴
項目 | 内容 |
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対応バージョン | EC-CUBE 2.x / 3.x / 4.0,4.1,4.2 から最新の 4.3 へバージョンアップします。 |
データ移行 | 商品情報、顧客データ、注文履歴、ポイントなど必要なデータを安全に移行します。 |
デザイン再構築 | 2系3系からのバージョンアップはデザインを再構築します。4系は既存のテンプレートを再利用または新デザインでリニューアルします。 |
カスタマイズ対応 | 独自開発された機能やプラグインを最新バージョン向けに最適化します。 |
ステージング(テスト)環境提供 | 本番切替前に検証できる環境を構築し、トラブルリスクを最小限にします。 |
ダウンタイムを最小限に対応 | 切り替え時の停止時間を可能な限り短くするため、ユーザーの利用していない深夜の時間帯に移行作業を行うことも可能です。 |
導入実績・事例紹介
EC-CUBE2で構築された印刷通販サイトを4系バージョンアップ
印刷物のオンライン注文に対応した印刷通販サイトでは、長年にわたりEC-CUBE2系をベースに多数の機能追加・カスタマイズが施されてきた結果、コードの整合性や保守性が著しく低下していました。 このまま運用を続けると、将来的な機能追加時に不具合が発生するリスクが高まることから、当社にてEC-CUBE4系へのバージョンアップとシステム全体の再設計を実施。 機能要件を整理し、業務フローを見直した上で、拡張性と安定性を両立する構成で再実装を行いました。 これにより、今後の機能追加・改善にも柔軟に対応できる、持続的な運用基盤を実現しました。EC-CUBE3で構築された光学機器メーカーのECサイトを4系にバージョンアップ
光学機器を製造・販売する某メーカー様のECサイトは、C-CUBE3で構築されていました。保守性やセキュリティの観点から、当社で最新版であるEC-CUBE4系へのバージョンアップを実施しました。 同時に、WordPressで管理されていたコンテンツ部分を、当社独自開発のCMSプラグインを用いてEC-CUBE内に統合。これにより、ユーザーの回遊率やページビュー数(PV)が大幅に向上しました。 さらに、購入導線をゼロから再設計し、製品選定からカート投入・決済までの流れを最適化。その結果、コンバージョン率(CV)も改善し、売上の底上げに貢献しました。作業の流れと料金の目安
作業の流れ
ヒアリング・現状調査
現在ご利用中のEC-CUBEのバージョンやカスタマイズ状況、インストール済みのプラグインを確認し、最適な移行方法を設計いたします。 あわせて、業務内容や業務フローについてもヒアリングを行い、移行後の運用に支障が出ないように計画を立てます。
ステージング環境構築
バージョンアップ後のシステム動作の確認するために、本番環境とは別にテスト用のステージング環境を構築します。
データ移行・カスタマイズ対応
商品・会員・受注データなどを移行し、必要に応じて既存のカスタマイズやプラグインの調整・再実装を行います。
テスト・最終確認
移行後のサイトが正常に動作するか、管理画面や購入フロー、会員機能などのテストを行います。
本番反映・納品
最終確認後、本番環境への切り替えを行い、必要なDNS設定やメンテナンス解除を実施します。
運用・保守サポート
移行後も必要に応じて保守・運用のサポートを承ります。
料金の目安
作業内容 | 費用 |
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EC-CUBE2系から4.3へバージョンアップ | 150万円 ~ 複数配送機能やダウンロード販売機能などを利用している場合は、対応工数が増え、費用が高くなる可能性があります。 |
EC-CUBE3系から4.3へバージョンアップ | 100万円 ~ 最新バージョンとは互換性がないものの、アーキテクチャ(システム全体の設計思想)が近いため、EC-CUBE2系と比較して、より効率的にバージョンアップを進めることが可能です。 |
EC-CUBE4.0,4.1から4.3へバージョンアップ | 50万円 ~ 最新バージョンである4.3とプラグインの互換性がないため、プラグインを再購入の費用が別途必要です。 |
EC-CUBE4.2から4.3へバージョンアップ | 15万円 ~ テストが実施できるステージング環境がない場合は、構築する必要があり、その費用は別途必要になります。 |
EC-CUBEのカスタマイズや利用状況によってはバージョンアップするのではなく、別のプラットフォームへ移行することで、より低コストでの運用が実現できるケースもあります。 状況に応じて最適な方法をご提案いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。